当事務所のAI契約書チェックサービス
いまやあらゆる分野にAIが導入され、様々な方向で活用されています。
例えば、カメラのAIは食事が美味しく見えるように、あるいは夜景が綺麗に見えるように工夫してピントや露出を調整し、掃除機のAIはゴミの多いところ少ないところを見分けてパワーを配分します。
そんなAIが、当事務所でも働いているのをご存じでしょうか?
その名も
「LegalForceくん」です!(正式名称に「くん」は付きませんが)。
これは、株式会社LegalForceが提供するオンラインサービス上で動作するAIです。
同サービスにブラウザ上から契約書を読み込ませると(WORD形式でもPDF形式でも大丈夫です。精度は落ちますがスキャンしたPDFでも読み込めます)、
契約書の類型を自動的に判断したうえで、条項に漏れがないか、不当な損害を被る恐れのある条項はないか、等の視点で瞬時にチェックしてくれ、修正候補も示してくれます。
ただ、それで業務完了という訳にはいかず、現時点では、
その後に、弁護士が、AIの出力した結果を基に再度契約書をチェックし、本当に条項が漏れているか、本当にその文言に問題があるか等を確認する作業が必要になります。
その意味では、現状においてはあくまでも弁護士の補助ツールとしての扱いになります。
(ただ、弁護士は契約書に記載されている文言が不当かどうか、という点は気付きやすいのですが、漏れがあるかどうか、という点は気付きにくい場合がありますので、その点のチェックには非常に有用なツールとなっています。)
そのうちAIも成長し、弁護士でも気付かなかったような問題点を見つけてくれるようになるかもしれません!
当事務所では、顧問先の皆様からのご依頼を中心に、このようなAIを活用した契約書チェック業務を数多く行っています。
取引先から送付された契約書をなんとなく見てOKだな、と調印するのではなく、弁護士のチェックを経て必要な修正を行うことは、後々のトラブルを予防する観点から非常に有益です。
お気軽にご相談いただければと思います。